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本好きなら出掛けよう『松本本箱』

一昨日の続きで『松本十帖』のことを。

『松本十帖』には『松本本箱』と『ホテル小柳』のふたつの宿泊施設があります。

『松本本箱』のブックストアと『ホテル小柳』客室、施設内の温泉『小柳乃湯』について書きます。

日帰りOK。本好きにはたまらない空間

『松本本箱』にはブックストアがありここは『本の道』にあたります。

配管むき出しの躯体と新しく塗装した開放的な空間に雑誌と本がずらり。

宿泊客以外の利用もできるようにブックストアを併設していますから自由に出入りが出来ます。宿泊しなくても日帰りで自由に楽しめますよ。

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ここは『本から様々な流行を知る』がコンセプトに選書されているそうです。

 

館内は『本の道』、『げんせん本箱』、『オトナ本箱』、『こども本箱』、そして昨日紹介したホテル入口正面のカフェ&ダイニング『三六五+二(367)』の5つのエリアにわかれていて、なんと合計1万2000冊あまりの本が置いてあります。

本をテーマにしたとてもユニークな施設ですね。営業時間は宿泊客は24時間、外来の方は12:00~19:00まで利用できるそうです。

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『本の道』を逆側から見る。

 

『げんせん本箱』からは靴を脱いで上がります。
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すぐ右横に『多目的化粧室』があります。

 

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スペースに余裕がありかなり広い。

 

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ここは1Fの『げんせん本箱』

ブックディレクター幅允孝氏が『新しい生活様式』として選書したもの。

赤色の空間が艶っぽい空間ですね。

座るスペースもあり、ここ寛いで本を読むことが出来ます。

 

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そして2F吹き抜けの階段室にも本が並べてあります。

 

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ここは2F『オトナ本箱』(ブックバス)

以前あった大浴場を活用したブックバスです。『オトナの写真集』をテーマに色気のある写真集を選書しています。

洗い場の水栓は撤去せずにそのまま。ピンクのモザイクタイルは張り直し赤い絨毯を引いた雰囲気のある空間に。

ここはクッションも置いてあり、思い思いの場所で寝ころびながら、足を延ばして本を読むことができます。

また『オトナ本箱』の入口手前の本棚奥には個室空間が。テーブルと電源のある狭い『おこもりスペース』があり、自分だけの世界にも浸れますね。

 

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ここはB1F『こども本箱』(ブックプール)

こどものための施設とは言え大人も楽しめる絵本が2000冊も。

 

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本棚が迷路になっていて浴槽にはスチレン製のボールが敷いてあり親子や子どもたちが遊べるとても楽しい空間です。

 

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ペンダント照明のシェードは銭湯にあるお馴染のケロリンの風呂桶。

ケロリングッズ:ケロリンファン倶楽部 | ケロリンファン倶楽部(富山めぐみ製薬株式会社 - 頭痛・生理痛・歯痛にケロリン)

 

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こども本箱には2つの授乳室を設置。

 

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ベビーベッド付きのオールジェンダートイレ

 

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他にオールジェンダートイレ2つに男子トイレがあります。

施設のご案内 – 松本十帖Journal

 

ベビー&キッズウェルカムの『ホテル小柳』

ここからは敷地内の別棟にある『ホテル小柳』について。

1686年創業江戸時代からの老舗旅館『小柳』をリノベーション。

旅館を新しくリニューアルしたホテル入口のエントランス・クロークには『アルネ・ヤコブセン』がデザインした名作ラウンジチェアの『スワンチェア』が置いてあります。

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モダンな空間のエントランス・クロークでお出迎え。

 

ここは『松本本箱』とは異なりファミリーユースや大人数の宿泊客ための客室には和室と洋室があります。

そしてここも全室源泉かけ流しの露天風呂は完備しています。

 

ここでは7Fのテラススイートを紹介します。

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部屋の入口は欄間のある引き戸になっています。

 

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7Fテラススイートの室内はバリアフリー対応でベビーベッド設置可。

この部屋にはさりげなく『フィン・ユール』の『ペリカンチェア』が置いてあります。

他の部屋には『ハンス・J・ウェグナー』の家具などがあるようですね。

 

このファミリーユースの客室は親戚を呼んで家族ぐるみや三世代の人数でも過ごせます。

内装フローリング、カウンターには天然木、壁は珪藻土、小さいお子様がいるファミリーにやさしいホテルですよ。

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和室の窓も大きく開放的。そして畳の向こう側には『フィンユール』のイージーチェア『FD137』が置いてありました。

 

『ホテル小柳』の水回り

ここからは水回りですが、やはり広くそして贅沢ですね。

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洗面空間のテンパーガラスの向こう側はシャワーコーナー。

 

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そして振り向いて逆側には露天風呂があります。

宿泊予約「小柳」 – 松本十帖Journal

 

宿泊者の特典 外湯『小柳乃湯』

『小柳』旅館の名前の由来は、『柳の湯』という上級武士の湯の隣にあった下級武士の入る湯『小柳の湯』からきています。

ここは宿泊者だけが利用できる3人から4人での利用の温泉施設です。

当時の湯とはこんな敷地の中心にあり皆が楽しみ賑わったコミュニティの場だったのではないでしょうか。

 

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奥側に『松本本箱』手前が『小柳乃湯』

 

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施設内は脱衣所と半露天のシンプルな浴槽だけです。

 

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洗い場はなくこのシャワーコーナーのみ。

シャンプーやボディーソープなどは置いていません。

 

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こじんまりとした源泉かけ流しの温泉です。

 

最後に蕎麦を食す

日帰り出張の仕事が終わった頃にはすっかりまわりは暗くなり温泉にも入れず。

信州蕎麦どころといえばやはり長野。蕎麦くらいは食べて帰るぞと。

時間が無いので松本駅前近くを散策。

 

駅舎の1Fに石臼挽き 純 手打ち蕎麦『榑木野(くれきの)』へ

44席の店内は今日は空いていて注文したのは『舞茸天ざるそば』。

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蕎麦は清廉な感じで味もしっかりして香りもよく美味しい。

そばつゆは鰹出汁に辛口でキリッと冷えていました。

舞茸は肉厚で香りもよくサクプリで瑞々しくとても美味しいです。

蕎麦と舞茸の天ぷらともにボリュームもかなりありますよ。

 

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このお店から松本駅の改札まで2分とかからない距離にあります。

 

『榑木野(くれきの)』松本駅舎店

所在地:〒390-0815長野県松本市深志1丁目1番地1号 松本駅MIDORI 1階
TEL:0263-38-0803
営業時間:7:30〜21:00(ラストオーダー20:40 ※1月〜3月は20:30)
定休日:不定休

www.kurekino.co.jp

ceramicsstar.hatenadiary.com

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minne.com