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輝かしいばかりの中秋の名月

9月21日は中秋の名月。

月を見ながら昔のお月見のことを書いてみました。

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今は想い出でしかない故郷の風景

子どもの頃の原風景。

故郷でもある実家の風景と言えば、裏山、野原、田んぼ、畑、家の前の小さな川。

いつの頃からか畑や田んぼの土地を継ぐ人もいなくなり、空き地も含めて殆どが土地を転売する家が多くなった。

現在は新興の住宅で埋められてしまったふるさとの記憶。

 

近くの土地の風景から季節は感じ取るのが常だったので、今の状況は少し悲しくもある。

 

中秋の名月の過ごし方

秋を感じる風景と言えば、実家の隣の空き地のコスモス。

今の実家の様子からは考えられないが、満開のコスモスが広い敷地一面に咲き乱れて秋風に揺れているのを記憶している。

 

そして中秋の名月が近づくと父親に連れられて裏山に自然群生している『萩の花』をほんの少し必要な分だけ採りに行くのが恒例。

山の緑の中に遠くから見てもわかる可憐な赤紫の野の花は美しかった。

 

そして『ススキ』はと言うと近くの河原に行ったり、空き地に群生もしていて分け入って採りに行った。この頃になると秋の虫たちが鳴き続けていて心地よかった。

 

摘んだものは中庭のテラスに母親が適当な花瓶に投げ入れて月が出てくるのを待った。

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月明かりの中の団子

夜も更けて来ていよいよお月見。

とは言え子どもの頃の話ですから待ち遠しいのは供えてあるお団子。

月を眺めるのは適当で団子を食べることがこのイベントの中心だった。

 

もうひとつ思い出した。

味を付けないで里芋か海老芋の煮たものをたくさん用意してやはり供えていたなあ。

 

これは生姜醤油に付けて食べたけれど子ども心にあまり美味しくはなかった。

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今日の中秋の名月

住んでいる場所は都会では季節感を感じることが少ないが、緑も多く虫もたくさんいるし、生産緑地だってある。

近くには果樹園や野菜の無人の販売もあるようなこの場所は自然が豊富とは言えないまでも自然に親しみが持てる土地でとても好きだ。

 

先日ススキの穂を売っている花屋があった。

10本一束298円。

これを安いと言うのか高いと言うのか自分ではよくわからない。

そして萩の花もやはり売っていました。

 

お金を使って楽しまなければならない『中秋の名月』が少しだけ悲しかった。

 

昔は季節感を楽しむ行事を特にかしこまって行うわけでもなく、日常の中にそんな生活や暮らしが自然にあった。

そんな生活が出来たことに対して両親には感謝しています。

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年齢を重ねて来て、その頃の原風景はとても大切だったことはよくわかる。

今では日常の中では存在しない。

 
大いに月を楽しもう。
今日の満月は輝くばかりに美しい。
 

 そしてカメラで月を撮影してみた。

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そして朧月夜も楽しめた。

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中秋の名月に乾杯
 

 

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