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デザイナーceramicsstarのサイトです。オリジナル作品の紹介、建築、美術、日常のことを書いています。

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2022-01-01から1年間の記事一覧

金沢の工芸の美しさを体感【Vol.2 工芸編】

金沢は工芸品には美しさと品格がある。 そこには加賀100万石の歴史による華やかさや豪胆さもそこはかとなく感じられる。 山田登陽志『釉裏金彩』の手法の九谷焼 加賀に行ったら工芸品を見よう 『ひがし茶屋街』から『いしかわ生活工芸ミュージアム』へ 『ひ…

金沢茶屋街 志摩【まちなみ・建物編Vol.1】

今年は何故か金沢に縁がある。 三度目の金沢は秋とはいえ暑い。 昼間の『ひがし茶屋街』。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。 北陸圏が便利になる 情緒豊かな『主計町料理料亭街』から『ひがし茶屋街』へ 希少価値のある国指定重要文化財『…

首都高速初の広大な憩いの場『川口ハイウェイオアシス』

車での長い距離を移動する高速道路。 運転者やその家族連れの休憩そして地元グルメ・名産品が楽しめるサービスエリア。 4月25日にオープンした東京都の首都高速道路初のハイウェイオアシス『川口ハイウェイオアシス』のことを書いてみた。 川口ハイウエイオ…

三湖伝説の物語 田沢湖の秘密【Vol.3】

秋田県『田沢湖』。 たつ子姫伝説の湖と言われています。 八郎太郎伝説との関係性を伝える龍神伝説。 十和田湖・田沢湖・八郎潟を舞台に展開する『三湖物語』ラストを飾るのは『田沢湖』 水鏡の様に空を映し出す田沢湖 『田沢湖』への行き方 神秘の湖『田沢…

八郎潟を考えながら絶品『稲庭うどん』を食す【Vol.2】

秋田県『八郎潟』。八郎太郎伝説のまち。 小学校の時に初めて先生に聞いた記憶がある秋田県中心に伝承されている龍神伝説のことですね。 十和田湖・田沢湖・八郎潟を舞台に展開するスケールの大きいお話でしたが、創造力を働かせて聞いたことを思い出しまし…

秋田の情緒:昼と夕闇 【Vol.1】

秋田県と言うと『なまはげ』『稲庭うどん』と言うくらいの非常に浅い知識しかない。初めて訪れた土地でしたが印象に残ることも多かったですね。 今年は東北三大祭りのひとつに数えられる『秋田竿燈まつり』が久し振りに開催されることになりその準備の最中で…

手ぶらグランピングとマグロラーメン【Vol.4】

鹿児島の港街 いちき串木野市。かつて宿場町、金鉱山、マグロ漁業で栄えた街は新たな街としてクローズアップされています。歴史、文化、アートなど街自体の取り組みとして独自の世界をPRしています。 いちき串木野市公式ホームページ 海が穏やかで夕陽が美し…

司馬遼太郎も訪れた沈壽官窯 鹿児島美山 陶芸編【vol.3】

鹿児島を代表する陶器工芸品 薩摩焼。薩摩焼の歴史を紐解くと遥か昔、安土・桃山時代にまでさかのぼる。その舞台となったのは鹿児島県の美山町。 陶の郷 苗代川 沈壽庵窯の佇まい 陶の郷 苗代川 多くの窯元を有する『美山』は鹿児島市からほど近く鹿児島本線…

地球スケールの仙巌園 建築編【vol.2】

鹿児島県の薩摩藩の別邸『仙巌園』。是非訪れたいと思っていた場所で、鹿児島滞在の3つの目的のひとつです。 『仙巌園』 超特急:鹿児島市内の最短観光コース 仙巌園の大スケール ゆとりの『薩摩御殿』 鹿児島のガラスと食 超特急:鹿児島市内の最短観光コー…

ぼっけもん鹿児島 街並み・建築編【vol.1】

鹿児島県の気質を連想する『薩摩隼人』もしくは『ぼっけもん』。『薩摩隼人』は豪快で勇敢『ぼっけもん』は鹿児島の方言で大胆な人、怖いもの知らずと言ったものがあり、男っぽさを象徴するイメージが漠然とある。 3日間の鹿児島滞在で決してそれだけではな…

浜田知明 モノトーンのシニカルな世界

『茅ケ崎市美術館』にて『浜田知明 アイロニーとユーモア』展が2021年12月11日から(土)2022年2月6日(日)まで開催されました。 早めに仕事が終わり茅ケ崎を散策し『茅ケ崎市美術館』に向かいました。 茅ケ崎市立図書館本館と茅ケ崎市美術館 社会批判の中…

汐風のまち茅ケ崎・湘南海岸

2021年4月『笑顔と活力にあふれ みんなで未来を創るまち 茅ヶ崎』を掲げてこれからの10年のまちづくり指針がスタートした茅ケ崎市。 午後の仕事も早めに終了しましたので少し足を延ばして茅ケ崎へ 観光にも力を入れていて西側の通りには『サザン通り商店街』…

音楽を奏でるスケッチ有元利夫

『Artist Voice II: 有元利夫 うたのうまれるところ』の展覧会が慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)にて2022年2月14日(月)〜4月22日(金)開催されました。 慶應義塾大学アート・センター 音楽の画家 絵画の材料と画風 素描の魅力 有元利夫の人物像 最…

奥州盛岡は三大麺王国

岩手県盛岡市は食文化としては『盛岡三大麺』とは、岩手県の県庁所在地・盛岡に根付く独自の麺文化として『盛岡わんこそば』『盛岡冷麺』『盛岡じゃじゃ麺』があります。春も終わるころ盛岡の食文化に触れました。 盛岡市内探訪 感動の蕎麦屋『蕎麦喰い処 や…

奥州盛岡は建築天国

岩手県盛岡市には重要文化財指定の建物やモダンな近代建築物がいくつかあります。代表的なものは『辰野金吾』と『葛西萬司』(辰野・葛西建築設計事務所)が設計した『岩手銀行赤レンガ館』。そして『佐藤功一』が設計した『岩手県公会堂』などがそれにあた…

大迫力の凹凸絵画『ミケル・バルセロ』

スペインを代表する現代画家『ミケル・バルセロ』の日本初の大規模な個展が開催されました。昨年2021年6月長崎県美術館からスタートして三重県立美術館そして2022年1月13日(木)から3月25日(金)まで東京オペラシティ・アートギャラリーへの巡回となりました。…

香月泰男の世界『シベリア・シリーズ』

香月泰男の大回顧展 『生誕110年 香月泰男展』が練馬区立美術館で開催されました。待ちに待ったこの展覧会 わたしは後期の期間に出掛けました。前期:2月6日(日)~3月6日(日)後期:3月8日(火)~3月27日(日) 練馬区立美術館 憧れの画家 『シベリア・シ…

小麦と水の街 高崎 パスタグルメ編【vol.2】

群馬県高崎市。群馬県は古より豊かな水と日照時間に恵まれた環境から全国有数の小麦の産地としてもその名を知られています。 市内には全国的に人口当たりのイタリア料理店が多く、毎年10月には、パスタの味と魅力を競う『キングオブパスタ』というイベントが…

名建築と音楽の街 高崎 建築編【vol.1】

高崎市と言えば名建築と音楽。高崎市は建築家『アントニン・レーモンド』との関わりも深く、彼が1961年に設計した本格的な音楽のためのホール『群馬音楽センター』。その歴史と精神を継承した高崎市が誇る『高崎芸術劇場』が建設されました。 『群馬音楽ホー…

美しいものだけが選ばれる・白井晟一の美学『白井晟一入門』展

渋谷区立松濤美術館の開館40周年 特別展示『白井晟一クロニクル』第二部『Back to 1981建物公開』(1月4日~1月30日)が開催されました。建物公開が気になってこの機会にぜひ見たいと思いながら、気づけば最終日に。入館予約制なこともあり半ば諦めていたの…

沖縄のやきもの やちむん 陶芸からディープな商店街編【vol.3】

沖縄のやきもの『やちむん』。 『壺屋やちむん通り』までの個人商店から周辺の商店街と牧志公設市場を散策しました。 『壺屋やちむん通り』の夕景 古い商店の魅力 壺屋やちむん通りはやきもの天国 個性的な路地裏住宅地へ 壺屋やちむん通りのやきもの店 ディ…

建物・街路樹・食探索 まちなみ編【vol.2】

那覇市の朝。 ホテルのお風呂に入ってからスタート。 浴室は綺麗で広いゆっくりと寛げます。 ホテルの朝食 不思議な街路樹 古代遺跡からまちなみ ホテルの朝食 コロナ感染対策の為、薄いビニールの手袋を付けてのバイキング。メニューは、『ミミガーの三杯酢…

不思議な都会 那覇市 まちなみ編【vol.1】

日本を代表する観光都市 沖縄の那覇市。 島独自の街並み、風土、文化を持つ土地である。 那覇空港で『シーサー』がお出迎え 那覇空港の夜の風景 美栄駅の夜の街を彷徨う。 那覇のホテルは外とは別世界 那覇空港の夜の風景 『沖縄』のイメージと言うとアメリ…