新幹線で熱海まで45分そこから伊豆高原まで45分もしくはJR『特急踊り子号』で2時間。東京から足を伸ばしてロケーションの良い極上の空間で食事が出来ますよ。
そんな場所が『ミクニ伊豆高原』。
今回は仕事で訪問したこの場所について書きます。
伊豆急行伊豆急行線の伊豆高原駅前にあるレストラン『ミクニ伊豆高原』
伊豆高原の抜群のロケーション
国際的にも著名な料理人『三國清三』と近年では新国立競技場の設計を手掛けた建築家『隈研吾』のコラボレーションによるレストラン『ミクニ伊豆高原』が2020年12月8日にオープンしました。『伊豆の自然を五感で感じるレストラン』をテーマに伊豆の恵みを使い地中海料理を提供しています。三國氏がプロデュースしたレストランは地産地消にこだわった伊東港も近く新鮮な魚介類や野菜などの食材を使った料理が特徴です。
駐車場から坂を上がっていきます。自然の木々がある中を登っていきます。
坂を上り切ったところでレストラン外観は見えてきます。
これがレストランの全景にあたります。
木組みの構造体とガラスを併用した開放的な空間です。
テラスとインテリアが一体になっています。
テラスはウッドデッキによる開放的な屋外の空間。
自然の中で食事を楽しむ空間が心地よい。
テラスはウッドデッキによる開放的な屋外の空間。
自然の中で食事を楽しむ空間が心地よい。
テラスを大きな木が貫通して林の中にあるレストランを強調しています。
テラス越しに店内を見ると鏡のようにガラスに木立が映り林の中にいる様です。
遠くに見える相模湾は天気の良い日には波間がキラキラと光る。
自然素材豊かなインテリア
隈研吾氏による建物の設計は木材の特性や木組みの構造を生かしたシンプルな構成になっています。インテリアには自然素材による色味を抑えた素材でみせるインテリアになっています。
店内の様子は木組みによる天井と天井までの大きな一枚ガラスを繋げた一面のガラスの壁。サッシ枠が無いのでテラスと内部がひとつの空間に見える錯覚します。
左側に面しているのは厨房の様子がわかるオープンキッチン。
外部と内部の空間が重なったときに美しく見えるインテリア空間。
家具と天井の構造体と床の色合いを調整した一体感のある包み込む様なインテリア
インテリアの様子はホームページでも見ることができます。
テーブルと椅子の生地と食器とのバランスも綺麗
トイレも清潔で美しい最新のトイレ設備機器が設置されています。
インテリアのディテール
隈研吾氏の設計のディテールや素材の納め方には大きな特徴があります。
建物の構造や素材のもつ魅力や美しさを最大限に生かしています。
アラスカヒノキを使ったテラス天井の木組みの構造体の連続性のある美しさ。
空が構造体の隙間から見えその対比がクリアです。
室内側の天井の部分のディテール。この木組みの構造はロゴマークのデザインにも応用しています。
アラスカヒノキの木の木目と塗り壁の質感の対比。壁の板材には木目は入れていない。
トイレのピクトサインはステンレス製。壁の凹凸のあるざらつきとの対比が際立つ
シンプルでセンスの良い洗面ボウル
和紙を漉いて制作したランプシェードの透け感のあるブラケット照明
テーブルと白い陶器製の皿、グラス、和紙を使用したものなどの対比も美しい。
白い磁器の皿の表面には手彫りのようなテクスチュアが施されている。
【ミクニ伊豆高原】
所在地:静岡県伊東市八幡野1172-2
電話番号:0557-54-3920
営業時間:11:00〜20:00(19:00LO)
定休日:不定休
最新の2月の営業時間
https://mikuni-izukogen.jp/assets/main/pdf/mikuni_2_calendar.pdf
■地図
最後に:伊豆半島のオリーブ
地中海料理に欠かせないのがオリーブオイル。
ここ伊豆半島にはオリーブを栽培している農家がいくつかあります。
温暖な地の利を生かし2013年から始まった伊豆のオリーブ栽培。
現在は6,000本以上のオリーブの木が植えられ、伊豆のオリーブを知ってもらうためのプロジェクトが進められています。
2020年秋に収穫・搾油した伊豆産100%エキストラバージン・オリーブオイル
イタリア✖伊豆ブレンド エキストラバージン・オリーブオイルの販売をしています。
2月1日から伊豆急グッズ オンラインショップ 『SHOP 129』にて販売していますよ。
伊豆半島は温暖で自然の恵みの豊富な素敵な街です。
伊豆高原駅前には不動産情報案件の紹介などをしています。
ceramicsstarでした。
下記サイトでオリジナル商品を販売しています。
よろしくお願いいたします。