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モノづくりの理想【陶芸その2】

 

モノづくりをすすめていると自分の立ち位置がわからなくなって迷走してしまう。

どのような世界観を出したいのか、なにがつくりたいのか、なにを表現したいのか。

作品のディテールアップ

 

   

こんな作品を作りたい

わたしの思い描いている世界を陶器で表現したい。

もっと感じたままをかたちにすればよいのか。

 

・仕上がりは予測通りにはいかない。

・イメージしたものを具体的にわかりやすい言葉で伝える。

・自然の四季の情景や抱えている心情を表現する。

 

これらの条件も想定し表現の基本としているものは

  ①花・水・雪・紅葉・波の繊細さを。

  ②自然に任せた釉薬の結晶を生かす。

  ③結晶の位置をどこでみせるか。

 

いくつかの制作方法を試みてみた。

 

桜の花の散った姿をかたちにした小鉢

 

基本の釉薬の混ざり具合を吟味しながら試作しています。

濃度を調整しながら結晶が綺麗にでるように工夫する。

釉薬の混ざり具合は偶然性に任せてうつわの内側に景色をつくる。

調合と濃度調整と頃あいが難しい。

中心から外して流れに任せて散らすと自然な流れ模様ができる。

中心に寄せてみると結晶柄が放射状に整理されてきた。

釉薬が中心に溜まると青白く反応する。

盛岡城址公園の枝垂桜

裏側はピンク単色で滑らかに仕上げてみた。

 

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釉の白に桜色を散らした小鉢

シリコンカーバイドを混入した釉薬を作り、他の釉薬との混ざり具合の変化を表現する。

 

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見込み側はタルクマット釉と桜花釉を筆で塗りました。

裏側は桜花釉にタルクマット釉にシリコンカーバイドを入れ刷毛で塗りました。

 

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桜花釉と白のタルクマット釉の刷毛で混ぜ合わせた。マーブル調の混ざり具合と釉薬の溶け具合が良かった。

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*後日同様の方向性のものを制作予定。*

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