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即席の石膏型で皿をつくってみた。 【そのⅡ】

陶芸の石膏による成型方法のチャレンジの続きです。

失敗を重ねての工程。話に聞いた通り難しい。

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素焼き前のなんとかできた乾燥品

 

 

   

石膏型の制作工程

先回は成形用の型の材料を作るまでの準備過程について書きました。

『歯科用石膏』を1kg。脱型剤は汚れ取り用ワックス。

カルナバロウ、合成蝋、シリコン系の基剤が入っています。

 100gの石膏の粉に対して46~50mlの水の割合で混ぜ合わせる。微調整は目視で行い石膏を流し込み固める作業です。

 

トレイの内寸の断面形状に合わせてカットし、石膏が流れ出ないように堰き止める。

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そして石膏は流し込むと数分程度で硬化する。

 

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綺麗に型取りが出来ました。

 

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細部の高台部分も写し取れています。

 

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上型も下型同様に作成しました。

 

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石膏を削り、泥漿を流し込む注ぎ口を作ります。

 

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上型と下型同様に重ね合わせてみました。

 

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泥漿を流し込んだ時に漏れない様に完全に密封し、重ね合わせます。

 

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泥漿の流し口はこの穴です。

 

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泥漿を流し込みます。

 

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上型と下型を外したら大失敗。悲惨な状況となり終了。

 

大きな皿には向かない石膏型

結局、上型と下型を使った鋳込み成形はどのように試みても綺麗には仕上がらず。

仕方なく下型だけを使用してあとは轆轤で形状を整えて完成しました。

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200mmの皿を作るには非効率でした。

あまりきれいではないのが残念。

 

 

使用には限定される石膏型の理由

①型取りした皿は薄い為、柔らかい粘土状態では水分が多く皿自体の形状が保てない。

 ⇒精度が必要な小さいものやカタチ全体に丸みのあるモノが望ましい。

②実際の皿より石膏型は一回り大きい余裕のある大きさや型の厚み必要。

 ⇒円柱の形状はかたちも安定して無駄がない。

③鋳込み・乾燥・成形までの時間が掛かり過ぎる。

 ⇒小物に適している

④石膏の量がたくさん必要なので型の保管場所が必要。

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